ひろこみゅ管理人のひろやんです。

SDカードって色々と種類がありすぎて、何をどう比較すればわからないなぁ。
どんな性能があるのか分かりやすく比較できれば良いんだけど・・・
現在そのような状況にお悩みではありませんか?

そこで今回は「SDカードの性能の比較」をテーマに、どんな違いがあるのか解説していきたいと思います。
Contents
SDカードにはどんな性能があるの?
そもそもSDカードにはどんな性能があるのでしょうか?
SDカードを比較するための性能をまとめると、以下のような項目が挙げられます。
- 容量
- 読み取り速度
- 書き込み速度
- 最低転送速度(スピードクラス)
- 最高転送速度(UHS規格)
- アプリパフォーマンスクラス
- 対応動画サイズ
それぞれの性能を比較していきましょう。
SDカードの容量の性能を比較
SDカードに保存できる容量は、SDカードの容量が大きいほど、写真や動画をたくさん保存できます。
また、容量が足りなくなった場合、SDカードを交換する必要があります。
しかし、SDカードの容量が大きすぎる場合、不要な費用がかかることがあるため、必要な容量を見極めることが大切です。

SDカードの容量はメーカーや「SDカード」か「MicroSDカード」よっても変わりますが、たとえば32GB〜1TBなどの種類があります。
- 32GB
- 64GB
- 128GB
- 256GB
- 512GB
- 1TB
SDカードの読み取り速度の性能を比較
SDカードに書き込まれたデータを読み込む速度のことです。
読み取り速度が大きいほど、以下のようなメリットがあります。
- パソコン:SDカードのデータをパソコンへコピーする時間が早くなります。さらに、読み取り速度が速いことで、パソコン上でのデータの処理速度も高速化されます。
- スマホ:SDカードに保存された写真を見るときの写真の表示速度が上がります。また、読み取り速度が速いことで、スマホ内部でアプリを動作させるときの速度も向上します。
- ゲーム:ロードする時間が早くなります。読み取り速度が速いことで、ゲーム内のマップの読み込み速度も速くなり、ゲームの動作がスムーズになります。
- カメラ関係:カメラに保存された写真や動画を見るときの表示速度が上がります。さらに、読み取り速度が速いことで、カメラで撮影した写真や動画を編集するときの処理速度も向上します。
一方、読み取り速度が遅いと、コピーに時間がかかります。
さらに、パソコンやスマホ、カメラなどの機器が読み取り速度に対応していない場合、速い読み取り速度を生かしきれないことがあるため、適切な機器との相性も考慮する必要があります。
SDカードの書き込み速度の性能を比較
SDカードへデータを書き込む速度のことです。書き込み速度が大きいほど、以下のようなメリットがあります。
- パソコン:パソコンのデータをSDカードにコピーする時間が早くなります。さらに、書き込み速度が速いことで、パソコン上でのデータの処理速度も高速化されます。
- スマホ:動画・音楽・アプリゲームなどスマホにダウンロードする時間が早くなります。また、書き込み速度が速いことで、スマホ内部でアプリを動作させるときの速度も向上します。
- ゲーム:ソフトをダウンロードする時間が早くなります。書き込み速度が速いことで、ゲーム内のセーブデータや設定の保存速度も速くなり、ゲームの動作がスムーズになります。
- デジカメ:高速連写性能を最大限に引き出せます。書き込み速度が速いことで、高速連写時のデータの書き込みも速くなり、連写性能を最大限に引き出すことができます。
- ビデオカメラ:高画質な動画を撮影できます。書き込み速度が速いことで、高画質な動画をスムーズに保存することができます。
一方、書き込み速度が遅いと、デジカメでは高速連写ができなかったり、ビデオカメラで録画が中断するなど、正常に動作しない場合があります。
また、パソコンやスマホ、デジカメやビデオカメラなどの機器が書き込み速度に対応していない場合、速い書き込み速度を生かしきれないことがあるため、適切な機器との相性も考慮する必要があります。
SDカードの最低転送速度(スピードクラス)の性能を比較
SDカードの最低限のデータ転送速度を保証するスピードのことを指します。
最低転送速度(スピードクラス)は、特にビデオカメラなど「動画録画」に関係がある指標です。
最低転送速度(スピードクラス)が遅いと、たとえば録画したものがコマ落ちしたり、録画が中断するなど、正常に動画録画できなくなる場合があります。
なお、スピードクラスには3種類あります。
- スピードクラス
- UHSスピードクラス
- ビデオスピードクラス
いずれも最低転送速度の指標であり、次世代のスピードクラスの指標が「ビデオスピードクラス」と言われています。
それぞれ以下の動画サイズに対応しています。
- スピードクラス:HD〜フルHD
- UHSスピードクラス:フルHD・4K
- ビデオスピードクラス:HD〜フルHD・4K・8K
重要なのは、ビデオカメラとSDカードのスピードクラスを合わせることです。
たとえば、ビデオカメラが4Kに対応している場合は、SDカードのスピードクラスも4Kに対応している種類を選ぶことが重要です。
SDカードの最高転送速度(UHS規格)の性能を比較
SSDカードのDカードには「UHS規格対応」と「UHS規格非対応」の2種類があります。
UHS規格に対応しているSDカードを使うことで、さらにデータの最高転送速度を上げることができます。
※ただし、機器本体(カメラ・ビデオカメラ)などもUHS規格に対応している必要があります。UHS規格にも2種類あります。
- UHS-Ⅰ:最大104MB/s
- UHS-Ⅱ:最大312MB/s
たとえるなら車線と車のスピードです。
UHS規格非対応は一般道路を車が走るイメージで、UHS-Ⅰは高速道路を車が走るイメージ、UHS-Ⅱは車線の多い高速道路をスポーツカーが走るイメージです。
ただし、UHS規格に対応していない機器では、UHS規格に対応したSDカードを使用しても、通常のSDカードと同様の速度しか出せない場合があるため、機器との相性も考慮する必要があります。
SDカードのアプリのパフォーマンスクラスの性能を比較
アプリの処理能力の指標です。
アプリパフォーマンスクラスに対応しているSDカードは、アプリの処理速度を上げて、アプリの操作を快適にしてくれます。
スマホの内蔵ストレージではなく、SDカードへアプリを保存するときに効果があります。
「A1」と「A2」の2種類があり、最新規格はA2であり、A2の方がよりアプリを快適に使えます。
対応動画サイズの性能を比較
SDカードが対応している動画の大きさの指標であり、SDカードの性能によって、対応できる動画サイズが異なります。対応動画サイズは以下の通りです。
- HD:1280×720画素
- フルHD:1920×1080画素
- 4K:3840×2160画素
- 8K:7680×4320画素
SDカードが対応している動画サイズを確認することで、ビデオカメラやスマホで撮影した動画をSDカードに保存するときに、SDカードの性能に合わせた動画サイズを選ぶことができます。
ひろやんの一言
の性能を比較解説しました。

本記事の内容が何かしら参考になりましたら幸いです。
以上。
ひろやんでした。