スティック型SSDのデメリットを徹底解説!購入前に知っておきたい注意点
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ひろこみゅ管理人のひろやんです。
スティック型SSDが気になるんだけど、デメリットって何なんだろう?
現在そのような状況にお悩みではありませんか?
スティック型SSDは基本的に持ち運びにとても便利で、高速なデータ転送が可能なストレージデバイスとして多くの人に利用されています。
ただ、そのいっぽうでデメリットもいくつかあるのは確かです。
そこで今回は「スティック型SSDのデメリット」をメインテーマに、その他メリットや選び方などについても紹介します。
これからスティック型SSDを購入しようと考えている方は、ぜひデメリットも理解して、最適な選択ができるよう参考にしてください。
Contents
スティック型SSDとは?
スティック型SSDは、USBメモリとSSDの利点を組み合わせた小型ストレージデバイスです。
スティック型SSDはその名のとおりUSBメモリのようなスティック状の外観を持っています。
ポータブルSSDでもコンパクトに使えて便利だなーと思っていましたが、そのコンパクトさを更に上回るスティック型SSD。
Amazonで初めて見たときは「えっ、なにこれ!?USBみたいなSSD!?」と驚きました。
以上のように、スティック型SSDは超小型で軽量ながら高いポータビリティと機能性を持つストレージデバイスであり、現代のデジタルライフにおいて便利なツールとして重宝されています。
スティック型SSDのデメリット
基本的に便利なスティック型SSDではありますが、その反面いくつかのデメリットがあります。
ここで本題となるスティック型SSDのデメリットを確認していきましょう。
価格が高い
スティック型SSDは通常の外付けHDDと比べて価格が高い傾向があります。
一般的な外付けSSDと比較すると、価格が1000~2000円程度高くなることがあります。
最大ストレージ容量が2TB以下である
スティック型SSDは最大ストレージ容量が2TBまでとなっており、4TB以上の種類は存在しません。
つまり、2TBを超えるデータを保存したい場合は、スティック型SSDでは現行不可能ということになります。
ポータブルSSDであれば以下のように4TBを扱っているメーカーもあります。
発熱がある
スティック型SSDはコンパクトでありながら高速なデータ転送を実現していますが、そのため発熱が増えるという報告があります。
長時間使用したり、負荷がかかると熱くなることがありますが、一般的な使用では特に問題はありません。
紛失しやすい
スティック型SSDは非常にコンパクトなため、持ち運びしやすいという利点がありますが、同時に紛失しやすいというデメリットもあります。
特に小さなサイズのモデルはなくしやすいため、注意が必要です。
以上がスティック型SSDの主なデメリットになります。
価格や容量、発熱、コンパクト性に不満がある場合は、他のストレージデバイスも検討してみましょう。
スティック型SSDのメリット
スティック型SSDのデメリットを紹介しましたが、もちろんそれ以上にメリットも多くあります。
ステック型SSDは、USBメモリとSSDの利点を組み合わせた便利な小型ストレージデバイスです。
以下に、スティック型SSDの主なメリットをご紹介します。
コンパクトで持ち運びに便利
スティック型SSDは非常にコンパクトなサイズであり、手の中に収まるほど小さなデバイスです。
そのため、気軽に持ち運ぶことができます。
例えば、出張や旅行先でのデータのバックアップや転送に便利なストレージデバイスとして活用できます。
高速なデータ転送速度
スティック型SSDは、高速なデータ転送速度を実現しています。
USBメモリよりも読み書き速度が速く、大容量のデータでもスムーズに処理することができます。
これにより、大きなファイルの転送や高速なデータ処理が求められる作業においてもストレスなく作業を行うことができます。
振動や衝撃に強い
スティック型SSDは、振動や衝撃に強い特徴があります。
従来のHDDと比較しても、データの保護性が高いため、輸送や移動中のデバイスの安全性が確保されます。
そのため、アウトドアやフィールドワークなどでの使用にも適しています。
耐久性が高い
スティック型SSDは非常に耐久性があります。
長時間の連続使用や頻繁なデータの読み書きにも耐えることができます。
そのため、頻繁にデータの保存や転送を行うユーザーや、重要なデータのバックアップを必要とするユーザーにとって頼りになるストレージデバイスとなります。
静音性が高い
スティック型SSDは静音性が高く、ほとんど騒音を発生しません。
高速なデータ転送速度を実現しながらも、作業環境を静かな状態に保つことができます。
これらの特徴により、スティック型SSDはさまざまな用途に最適なストレージデバイスとして活用されています。
特に、持ち運びやデータのバックアップ、高速なデータ処理が求められる作業において優れたパフォーマンスを発揮します。
スティック型SSDの選び方
スティック型SSDを選ぶ際に考慮すべきポイントがいくつかあります。
以下にそれらをまとめます。
容量
- まずは使用目的や必要なデータ量に合わせて適切な容量を選びましょう。
- 大容量のデータを保存する場合は、大きな容量のスティック型SSDを選択しましょう。
- 文書や表計算ソフトの保存などの場合は、小容量のスティック型SSDでも十分です。
転送速度
- データの読み込みと書き込みの速さを示す転送速度に注目しましょう。
- 高速な転送速度は、ゲームのプレイや動画編集、大容量データの転送などに不可欠です。
インターフェース
- 自分のパソコンのインターフェースに合わせて、適切なインターフェースのスティック型SSDを選びます。
- 一般的なインターフェースにはUSB 3.0、USB 3.1 Gen 1、USB 3.1 Gen 2、Thunderbolt 3などがあります。
耐久性
- 長期間の使用に耐える耐久性の高い製品を選びましょう。
- 振動や衝撃に強いスティック型SSDは、データを安全に保存できます。
価格
- 予算に合わせて適切な価格のスティック型SSDを選びましょう。
- 価格が安いからといって性能が低い製品を選ぶと、満足のいく使用体験ができない可能性があります。
- 価格と性能のバランスを考えながら、適切なスティック型SSDを選びましょう。
これらのポイントを考慮しながら、使用目的に合った最適なスティック型SSDを選ぶことが重要です。
スティック型SSDでおすすめのメーカー
スティック型SSDは、使いやすく便利なストレージデバイスとして非常に人気があります。
各メーカーから提供されている数々のモデルの中から、おすすめのスティック型SSDを紹介します。
これから紹介するモデルは、高速なデータ転送速度や大容量など、優れた機能や性能を備えています。
1. バッファロー『SSD-PUT』シリーズ
バッファローの『SSD-PUT』シリーズは、以下の3種類の容量があります。
- 250GB
- 500GB
- 1TB
このシリーズはUSB3.2(Gen1)に対応しており、最大約430MB/sという高速なファイル転送が可能です。
特にPS5などのゲーム機器のストレージとして使用するのにおすすめです。
2. エレコム『ESD-EMN』シリーズ
エレコムの『ESD-EMN』シリーズは、以下の4種類の容量があります。
- 128GB
- 250GB
- 500GB
- 1TB
このシリーズはUSB3.2(Gen1)に対応しており、読み込み最大400MB/s、書き込み最大350MB/sという高速なデータ転送を実現しています。
バッファローの『SSD-PUT』シリーズに比べると若干読み込み速度は劣りますが、ほぼ同じ性能を持っています。
バッファローやエレコムなどのメーカーから提供されているこれらのスティック型SSDモデルは、高速なデータ転送や大容量など、優れた性能を持っています。
使用目的や予算に応じて最適なモデルを選びましょう。
ひろやんの一言
スティック型SSDのデメリットやメリット等について解説しました。
スティック型SSDは、持ち運びやデータのバックアップ、高速なデータ処理が求められる作業において優れたパフォーマンスを発揮する最適なストレージデバイスです。
コンパクトで持ち運びに便利、高速なデータ転送速度、振動や衝撃に強い、耐久性が高い、静音性が高いなど、さまざまなメリットがあります。
いっぽうで価格が高い・容量が小さい・発熱がある・コンパクト過ぎるといったデメリットもあります。
それぞれのユーザーに合った最適なスティック型SSDを選ぶために、容量、転送速度、インターフェース、耐久性、価格などのポイントを考慮しながら選ぶことが重要です。
さらに、バッファローやエレコムなどのメーカーから提供されているおすすめのスティック型SSDモデルもありますので、各ユーザーの使用目的や予算に応じて適切なモデルを選びましょう。
スティック型SSDの利点を最大限に活かして、快適なデータ管理を実現しましょう。
以上。
ひろやんでした。