ApacerのSSDの評判は良い?品質や性能を調査してみた!
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最近、SSDの進化が著しく、その性能も向上していますが、同時に価格も下がり続けており、ますます多くのユーザーがSSDに興味を持っていることでしょう。
今回は、台湾の老舗メーカーであるApacerのSSDに注目し、その評判や性能、コストパフォーマンスについて徹底検証してみたいと思います。
どのような特徴や実力があるのか、それでは早速見ていきましょう!
Contents
- 1 1. ApacerのSSDについて
- 2 2. AS340 PANTHERの主要スペック
- 2.1 容量:
- 2.2 読み込み速度:
- 2.3 書き込み速度:
- 2.4 IOPs (4K ランダムライト):最大70,000
- 2.5 エラー訂正(ECC)機能:最大72bit/1KB
- 2.6 耐衝撃試験:1,500G/0.5msec
- 2.7 耐震試験:10~2000Hz/20G
- 2.8 消費電力(動作時/待機時):
- 2.9 MTBF:1,500,000時間
- 2.10 湿度:5% ~95%
- 2.11 標準動作温度:0°C ~ +70°C
- 2.12 保存温度:-40°C ~ +85°C
- 2.13 外形寸法:(L)100 x (W)69.9 x (H)7 mm
- 2.14 認証:KCC, CE, FCC, VCCI, RCM, BSMI
- 2.15 保証:3年
- 3 3. 480GBモデルの特徴と性能
- 4 4. ノートPCへの換装とレビュー
- 5 5. Apacer SSD Utilityの機能紹介
- 6 まとめ
- 7 よくある質問
1. ApacerのSSDについて
Apacerは、台湾の老舗メーカーであり、20年以上にわたる歴史を持っています。
1997年に設立され、翌年には業界初のインテルPC100対応DRAMモジュールを発表しました。
その後、1999年には世界第4位のメモリモジュールメーカーに認定され、2000年には日本支社を設立し、DDR PC2100 DRAMモジュールの市場を牽引しました。
Apacerは、メモリモジュールだけでなく、SSDの製造も行っています。
ApacerのSSDは、コストパフォーマンスに重点を置いており、手頃な価格が特徴です。
これらのSSDは、2.5インチのフォームファクタに設計されており、SATA 6Gbps接続を備えています。
また、輸送時のSATAコネクタの破損を防ぐためにはラバー製のコネクタカバーが装着されています。
ApacerのSSDモデルAS450には、以下の主なスペックがあります:
- インターフェース: SATA 6Gbps
- 実売価格: 120GBモデルが7,000円強、240GBモデルが1万円強、480GBモデルが2万円前後
- サイズ: 2.5インチ
- コントローラ: Silicon Motion製のSM2258G
- キャッシュ: SK Hynix製の4Gb(512MB)DDR3Lメモリ
- NANDフラッシュ: Apacer製のチップを2つ搭載している
- 性能: シーケンシャルリード最大560MB/s、シーケンシャルライト最大520MB/s、ランダムリード9万IOPS、ランダムライト8万IOPS
以上がApacerのSSDについての概要です。
次のセクションでは、AS340 PANTHERの主要スペックについて詳しく紹介します。
2. AS340 PANTHERの主要スペック
AS340 PANTHERは、Apacerが提供するエントリーレベルのSSDです。
コストパフォーマンスに優れており、以下にAS340 PANTHERの主要スペックを紹介します(容量によってスペックが異なる場合があります)。
容量:
- 120GBモデル
- 240GBモデル(AS340 AP240GAS340G-1)
- 480GBモデル(AS340 AP480GAS340G-1)
- 960GBモデル(AS340 AP960GAS340G-1)
読み込み速度:
- 120GBモデル:最大550MB/s
- 240GBモデル:最大550MB/s
- 480GBモデル:最大550MB/s
- 960GBモデル:最大550MB/s
書き込み速度:
- 120GBモデル:最大500MB/s
- 240GBモデル:最大520MB/s
- 480GBモデル:最大520MB/s
- 960GBモデル:最大510MB/s
IOPs (4K ランダムライト):最大70,000
エラー訂正(ECC)機能:最大72bit/1KB
耐衝撃試験:1,500G/0.5msec
耐震試験:10~2000Hz/20G
消費電力(動作時/待機時):
- 120GBモデル:1450mW/325mW
- 240GBモデル:1260mW/320mW
- 480GBモデル:1430mW/320mW
- 960GBモデル:2000mW/450mW
MTBF:1,500,000時間
湿度:5% ~95%
標準動作温度:0°C ~ +70°C
保存温度:-40°C ~ +85°C
外形寸法:(L)100 x (W)69.9 x (H)7 mm
認証:KCC, CE, FCC, VCCI, RCM, BSMI
保証:3年
AS340 PANTHERは高速な読み込み速度と書き込み速度を備えており、耐衝撃試験や耐震試験もクリアしています。
さらに、低消費電力でエネルギー効率に優れたSSDです。
3年間の保証も付いており、安心して利用できます。
以上がAS340 PANTHERの主要スペックの紹介です。
3. 480GBモデルの特徴と性能
Apacer AS340 PANTHERシリーズの480GBモデルは、大容量のデータ保存に最適なSSDです。
以下に、このモデルの主な特徴と性能をご紹介します。
容量と読み込み速度
- 容量: 480GB
- 最大読み込み速度: 550MB/s
書き込み速度と耐衝撃試験
- 最大書き込み速度: 520MB/s
- 耐衝撃試験: 1,500G/0.5msec
データ保護機能と消費電力
- エラー訂正(ECC)機能: 最大72bit/1KB
- 消費電力(動作時/待機時): 1430mW/320mW
この480GBモデルは、大容量のデータの書き込みや読み込みに優れたパフォーマンスを発揮します。
最大550MB/sの読み込み速度により、高速なデータ処理が可能です。
また、最大520MB/sの書き込み速度も備えており、大容量ファイルの保存やデータの転送にも効率的に対応します。
さらに、このモデルは耐衝撃試験により1,500Gの衝撃にも耐える堅牢な設計となっています。
データの安全性を確保しながらも高いパフォーマンスを追求しています。
エラー訂正(ECC)機能も搭載されており、データの正確性を保つことができます。
さらに、消費電力も効率的に管理されており、省エネながらも高いパフォーマンスを提供します。
この480GBモデルは、大容量データの取り扱いや高速なデータ処理を必要とするユーザーにとって最適な選択肢となるでしょう。
Apacerの高品質な製品であり、信頼性とパフォーマンスの両面で優れた性能を発揮します。
※画像はイメージです。
実際の製品とは異なる場合があります。
4. ノートPCへの換装とレビュー
ノートPCへのSSDの換装が行われました。
以下にそのレビューをご紹介します。
ノートPCのスペックと速度の問題
私の6年前のFujitsuノートPCは、動作が非常に遅くてイライラしてました。
そのため、以前にもこちらのメーカーの240GBのSSDを購入し、使用していた経験がありました。
今回は、それよりも大容量の480GBのSSDをノートPCに組み込んでみました。
正確な計測はしていませんが、体感ではスピードが倍以上に向上したように感じます。
SSDの換装作業
ノートPCへのSSDの換装作業は、比較的簡単に行うことができました。
以下に手順をまとめます。
- データ移行ツールを使用して、HDDの中身をSSDに移行させました。
- HDD/SSDケースを使用してUSBで接続し、データ移行を行いました。
- データ移行が終わったら、物理的にHDDからSSDに載せ替えました。
SSDのパフォーマンス
実際の書き込み/読み込みスピードを確認することで、SSDのパフォーマンスを評価しました。
私のノートPCでは、Windows10 Home ver1909を使用しています。
メーカーが提供しているスピードを下回る数値になりましたが、パソコンの状態によるものだと考えられます。
また、一般的なインターフェースがSATAのSSDと比べて特に遜色はありませんでした。
SSDの価格とコストパフォーマンス
今回使用したApacerのSSDは、価格面でも非常に魅力的です。
特に、480GBのモデルは、Windows10で使用するには十分な容量があり、コストパフォーマンスが優れた商品だと言えます。
さらに、JoshinのWebクーポンを使用することで、さらにお得に購入することができました。
使用したSSDの評価と今後の展望
ApacerのAS340 PANTHER SATA III SSDを使用して、ノートPCの換装作業を行いました。
速度の向上やパフォーマンスに非常に満足しています。
そのため、他のノートPCでもSSDの換装を検討しています。
ApacerのSSDは、コストパフォーマンスに優れた素晴らしい商品であり、今後も注目していきたいと思います。
5. Apacer SSD Utilityの機能紹介
Apacer SSD Utilityは、ApacerのAS340に付属している管理ツールです。
このツールを使用すると、AS340の情報を簡単に確認できます。
ディスク情報
AS340のモデル名やファームウェアバージョンなどの情報を確認できます。
正確な情報を把握するためには、この機能を利用することが重要です。
S.M.A.R.T
S.M.A.R.T(Self-Monitoring、Analysis、and Reporting Technology)の確認も行えます。
この技術は、ハードドライブやSSDの状態を監視し、問題が発生する前に警告するものです。
AS340の健全性を管理するために活用しましょう。
パフォーマンス
AS340のディスクベンチマークを行うことができます。
この機能を使用してディスクのパフォーマンスを測定し、AS340の速度や応答性を評価しましょう。
ドライブの消去
データの完全削除が可能です。
AS340のデータを破棄したり、譲渡する際に便利な機能です。
安全にデータを削除するためには、この機能を使用して確実にデータを消去しましょう。
ファームウェアの更新
AS340のファームウェアを更新することができます。
ファームウェアの更新により、AS340のパフォーマンスを最適化することができます。
Apacer SSD Utilityは、AS340の管理を簡単に行うための便利なツールです。
各機能を使用することで、AS340の情報やパフォーマンスを効果的に管理できます。
ただし、実行する際には管理者権限が必要なので注意しましょう。
まとめ
ApacerのSSDは、コストパフォーマンスに優れた製品であり、大容量のデータ保存や高速なデータ処理に対応します。
AS340 PANTHERシリーズは、エントリーレベルのSSDとして、さまざまな容量モデルを提供しています。
特に、480GBモデルは大容量のデータ処理に最適であり、高速な読み込み速度と書き込み速度を備えています。
さらに、耐衝撃試験や耐震試験もクリアしており、データの安全性を確保しながらも高いパフォーマンスを追求しています。
Apacer SSD Utilityは、AS340の管理を簡単に行うための便利なツールです。
ディスク情報やS.M.A.R.Tの確認、パフォーマンス測定などの機能を備えており、AS340の情報やパフォーマンスを効果的に管理できます。
また、データの完全削除やファームウェアの更新などの機能も提供しており、AS340の適切な管理をサポートします。
ApacerのSSDは、高品質な製品であり、コストパフォーマンスに優れた性能を提供します。
将来的にも注目されるべき製品であり、信頼性とパフォーマンスを求めるユーザーにおすすめの選択肢です。
Arch.ymlタスク終わり
よくある質問
Q1. ApacerのSSDの価格はどのくらいですか?
A1. ApacerのSSDの価格は、容量によって異なりますが、120GBモデルは7,000円強、240GBモデルは1万円強、480GBモデルは2万円前後となっています。
Q2. AS340 PANTHERの読み込み速度と書き込み速度はどれくらいですか?
A2. AS340 PANTHERの読み込み速度は最大550MB/sであり、書き込み速度は120GBモデルが最大500MB/s、240GBモデルと480GBモデルが最大520MB/sです。
Q3. AS340 PANTHERの耐衝撃試験の耐久性はどれくらいですか?
A3. AS340 PANTHERは耐衝撃試験で1,500G/0.5msecの耐久性を持っています。
Q4. Apacer SSD Utilityの機能は何がありますか?
A4. Apacer SSD Utilityには、ディスク情報の確認、S.M.A.R.Tの監視、パフォーマンス測定、データの完全削除、ファームウェアの更新などの機能があります。