PS5外付けSSDの活用法と「ゲーム起動できない」理由を徹底解説!
ゲーム機の性能向上に伴い、外付けSSDの活用方法が変化してきました。
PlayStation 5(PS5)では、外付けSSDの利用に制限がありますが、PS4ゲームであれば外付けSSDから直接プレイすることができます。
今回のブログでは、PS5における外付けSSDの仕組みや活用方法、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
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Contents
1. PS5の外付けSSDで遊べないのはなぜ?基本の仕組みを解説
PlayStation 5(PS5)を利用している方々は、外付けSSDにゲームデータを保存することができると知っているかもしれませんが、そこからゲームを直接起動することはできません。
これはいくつかの理由によるもので、主にゲームの性能やデータ管理の方法に関連しています。
1. PS5の設計に起因する制限
PS5では、ゲームデータの読み込み速度が非常に重要な要素とされています。
特にPS5専用のタイトルは、内蔵SSD向けに最適化されており、迅速なデータアクセスを実現するように設計されています。
外付けSSDからの直接起動は不可能であり、次のような制約があります。
- 内蔵SSDまたはM.2 SSDのみ利用可: PS5専用ゲームは、内蔵SSDあるいはM.2 SSDスロットに接続されたSSDからのみ起動が可能なため、外付けSSDは単にゲームデータの保存先としての役割に限られています。
2. ゲームデータの管理
外付けSSDをPS5で使用する際の考慮ポイントとして、ゲームデータの管理があります。
外付けSSDにゲームデータを保存できるものの、実際にプレイする際には必ずそれを内蔵SSDに戻す必要があります。
この手間が、PS5の使い勝手に影響を与えます。
- ゲームデータの移動の煩雑さ: 実際にゲームをプレイする際には、外付けSSDから内蔵SSDにデータをコピーする必要があり、その作業には一定の時間がかかります。特に大容量のゲームデータの場合、移動に数分かかることも珍しくありません。
3. PS4ゲームとの違い
PS4用ゲームは外付けSSDから直接起動できる一方で、PS5用ゲームにはこのような制限があります。
これは、PS5の性能を最大限に活かすために、内部ストレージへの依存度が高まっているためです。
PS5ゲームは、その高速処理や高いグラフィック性能を引き出すために、特に内部ストレージが重要です。
4. 実際の活用方法
外付けSSDは、次のような方法で非常に便利に活用することができます。
- ストレージの補助的な利用: プレイ頻度が低いゲームや一度クリアしたゲームデータを外付けSSDに移動させることで、内蔵SSDの容量を効率的に節約することができます。
- データ保管の手段: PS4用のゲームデータを保存するための便利な選択肢としても、外付けSSDが活用されています。
以上のように、PS5ユーザーは外付けSSDの特性を理解し、制約があることを念頭に置きながら、合理的に利用することが大切です。
2. PS5向け外付けSSDのメリット・デメリットを徹底比較
PS5における外付けSSDの使用は、ストレージの拡張において非常に便利ですが、メリットとデメリットがあります。
ここではその両者を詳しく見ていきましょう。
メリット
- ストレージの拡張
PS5の内蔵SSDは825GB程度で、すぐに容量が不足することがあります。外付けSSDを使用することで、追加のストレージを手軽に確保できます。特に、デジタル版のゲームを多く持つユーザーには非常に便利です。 - 手軽なデータ管理
ゲームデータを簡単に移動できるため、遊ばないゲームを外付けSSDに保存することで、内蔵SSDの容量を有効活用できます。このプロセスはわずか数分で済むため、非常に効率的です。 - PS4用ソフトの直接起動
外付けSSDに保存したPS4用のゲームデータは、PS5で直接起動可能です。これにより、これまでのゲームライブラリを手軽に切り替えて遊べます。 - コストパフォーマンス
近年では、外付けSSDの価格が下がっています。特に大容量モデルが手頃な価格で入手できるため、コストパフォーマンスを重視する方に適しています。
デメリット
- 場所を取る可能性
外付けSSDは本体の外部に設置するため、固定することができず、ケーブルが邪魔になることがあります。また、特に大きなモデルを選ぶと、設置スペースに困ることがあるでしょう。 - PS5用ソフトは起動できない
外付けSSDに保存したPS5のゲームデータは直接起動できず、一度内蔵SSDに移動する必要があります。このため、頻繁にアクセスするゲームは内蔵SSDに保存しておいた方が便利です。 - データ損失のリスク
USB接続のため、意図せずにケーブルが外れると、データ損失のリスクがあります。安定したゲームプレイを求める方には、内蔵SSDの方が選ばれることが多いです。
まとめ
外付けSSDはPS5でのストレージ拡張において多くの利点を提供しますが、使い方には注意が必要です。
自分のプレイスタイルに合わせて、どのようにストレージを管理するかを考えることが重要です。
特に、外付けSSDを用いることでゲームの管理やプレイがどれほど便利になるかを実感できるでしょう。
3. PS4ゲームなら外付けSSDで直接プレイ可能!活用方法
PS5では、外付けSSDを使用することで特に便利な機能があります。
中でも、PS4ゲームをストレージから直接プレイできるメリットは大きいです。
ここでは、外付けSSDの活用に関する具体的な方法を探っていきます。
外付けSSDから直接プレイするメリット
外付けSSDの利用によって享受できる主なメリットを以下に示します。
- 簡単な起動: PS4専用ゲームを外付けSSDに保存することで、PS5本体からそのまま起動できます。これにより、内蔵SSDの空きを気にせず、スムーズにゲームを楽しむことができます。
- 短縮されたロード時間: 外付けSSDは従来のHDDに比べて著しく高速で、ゲーム開始やステージ間の移動がよりスムーズになります。
- 効率的なデータ管理: 限られた内蔵ストレージを有効利用するため、プレイしないゲームやクリアしたタイトルを外付けSSDへ移すことで、スペースを効率的に使えます。
外付けSSDの活用方法
実際に外付けSSDを使う手順はとても簡単です。
以下のステップを踏んで、快適にPS4のゲームを楽しめます。
- 外付けSSDを接続する: PS5のUSBポートに外付けSSDを接続します。
- PS4ゲームデータの移行: PS4のゲームデータを外付けSSDに移動する作業は、PS5のストレージ管理メニューから簡単に行えます。
- ゲームを起動する: データを外付けSSDに保存したら、PS5のメニューからPS4ゲームを選び、直ちにプレイを開始できます。
注意点
ただし、外付けSSDを活用する際にはいくつかの注意が必要です。
- 一部タイトルが非対応: ほとんどのPS4ゲームは外付けSSDから起動可能ですが、特定のタイトルはPS5の内蔵ストレージでのみプレイできることがあるため、事前のチェックが不可欠です。
- データ移動の時間がかかることも: 外付けSSDから内蔵SSDへデータを移動する必要がある場合、時間がかかることがあります。急いでプレイしたい場合は、あらかじめ内蔵SSDにデータを保存しておくと便利です。
どの外付けSSDを選ぶべき?
PS4のゲームを快適に楽しむためには、適切な外付けSSDの選択も重要です。
以下のポイントを考慮することをお勧めします。
- 転送速度: SSDの性能が高いほど、ゲームの起動や読み込みが迅速に行えます。特にUSB 3.0以上の速度を備えたものを選ぶことが理想的です。
- ストレージ容量: 遊ぶゲームのデータサイズを考慮し、十分なストレージ容量のSSDを選んでください。ゲームデータは意外と大きいため、500GB以上の容量が望ましいです。
外付けSSDを利用して、PS4の素晴らしいゲーム体験をPS5で存分に味わってください。
4. 内蔵SSDと外付けSSDの違いを簡単解説
PS5におけるストレージ拡張には、内蔵SSDと外付けSSDそれぞれに異なる特徴があり、利用シーンによっての使い分けがとても重要です。
ここでは、主な違いを明らかにします。
転送速度とパフォーマンス
内蔵SSDは、PS5の内部に直接接続されているため、ゲームのロード時間が極めて短く、パフォーマンスが安定しています。
特に、PS5専用ゲームは内蔵SSDのみで動作し、その高速性を最大限に引き出すことが可能です。
一方、外付けSSDはUSB経由で接続するため、内蔵SSDほどの転送速度は期待できません。
しかし、500MB/秒以上の速度を誇るモデルも多く、PS4用ゲームの保存や移動には便利です。
ストレージの容量
PS5の内蔵SSDは約825GBですが、実際に使用可能な空き容量は約667GBほどです。
この容量は最新の大作ゲームを複数保存するには十分でないことが多く、ストレージの拡張が必要になります。
外付けSSDを使用することで、大容量データの保存が可能になり、手軽にストレージを増設できます。
特に1TB以上の大容量モデルを選ぶと、PS4やPS5のゲームデータを効率よく管理できます。
利便性と取り扱い
内蔵SSDはPS5本体に組み込まれているため、ネジを外してカバーを開ける手間があり、増設や交換には専門知識が求められます。
これが初心者にとってはややハードルが高いと感じられる場合があります。
対照的に、外付けSSDはUSB接続を行うだけで簡単に使用開始できます。
手間をかけずにストレージを増やしたい場合に最適です。
遊びたいときにUSBを接続するだけで利用できる点が大きな魅力です。
データの起動と保存
重要なのは、外付けSSDからはPS5のゲームを直接起動できないことがあります。
PS5用のゲームは内蔵SSDにインストールする必要がありますが、PS4用ソフトは外付けSSDから直接起動できるため、PS4のタイトルを多く所有している場合、外付けSSDでの管理が特に便利です。
データの安全性
内蔵SSDは本体内に固定されていることで、物理的な外的影響を受けにくく、データの損失リスクが低いです。
対して、外付けSSDはUSBで接続されているため、接続が外れたり衝撃を与えられたりするとデータが破損する恐れがあります。
大事なデータを管理する際は、注意が必要です。
このように、内蔵SSDと外付けSSDはそれぞれの特性と利点があり、用途に応じて適切なストレージを選択することでPS5でのゲーム体験をより充実させることができます。
5. 外付けSSD選びで押さえるべき3つのポイント
PS5に外付けSSDを導入する際、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが肝要です。
適切な外付けSSDを選ぶことで、ゲーム環境をより快適にし、ストレージの有効活用が図れます。
以下のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。
1. 容量を考える
外付けSSDを選ぶ際、最初に検討すべきはその容量です。
PS5は内蔵SSDの容量が825GBと限られており、ダウンロード版のゲームも増えていくと、すぐにストレージが不足する可能性があります。
以下の容量を目安に選びましょう:
- 1TBモデル:一般的な家庭用ゲームユーザーにとって、約16~25タイトルのゲームデータを保存可能。この容量であれば、遊ぶ頻度が高いゲームをしっかりと管理出来ます。
- 2TB以上:ゲームを多く所有している方や、今後の増加を見越している方には、この容量が安心です。特に、PS4用のソフトも併せて保存したい場合に便利です。
2. 転送速度の選定
次に注目すべきは転送速度です。
PS5はUSB 3.2 Gen2規格に対応しており、最高で10Gbpsの速度を実現します。
この速度が速いほど、ゲームの読み込み時間を短縮することが可能です。
以下の速度を参考に選びましょう:
- 500~1,000MB/s:この速度帯ながら、ほとんどのゲームデータの移動には十分です。特に、PS4用ソフトを保存する場合にも適しています。
- 1,000MB/s以上:クリティカルなロードタイムを気にする場合や、最新のゲームを快適にプレイしたい方は、より高速なSSDを選ぶことが推奨されます。
3. サイズと携帯性
最後に、外付けSSDのサイズも重要です。
自宅でずっと接続したまま利用する場合はさほど問題にはなりませんが、持ち運びを考慮するとコンパクトなサイズが望ましいです。
以下の点を考慮してください:
- 薄型・軽量モデル:スリムな外付けSSDは、デスク周りをスッキリ保ち、PCやゲーム機を持ち運ぶ際にも便利です。
- 接続方法:USB接続が主流ですが、接続端子の耐久性や配置なども見た目だけでなく実用性を重視して選びましょう。
これらのポイントを参考に、理想的な外付けSSDを選ぶことで、PS5でのゲーム体験がより楽しめることでしょう。
まとめ
PS5においては、内蔵SSDとUSB接続の外付けSSDをうまく使い分けることで、ゲームプレイをより快適に楽しむことができます。
内蔵SSDは圧倒的な高速性能を持ち、PS5専用ゲームの起動に最適です。
一方、外付けSSDはストレージ容量の拡張に便利で、特にPS4ゲームの管理に威力を発揮します。
ユーザーのニーズに合わせて適切な外付けSSDを選択することで、限られた内蔵SSDの活用も可能になり、PS5でのゲームライフをさらに充実させられるでしょう。
よくある質問
なぜPS5の外付けSSDでゲームを直接起動できないのですか?
PS5のゲームは内蔵SSDまたはM.2 SSDスロットに接続されたSSDからのみ起動が可能です。
これは、PS5専用ゲームが内蔵SSDの高速性を最大限に活用するよう設計されているためです。
外付けSSDはゲームデータの保存先としての役割に限られます。
外付けSSDにはどのようなメリットやデメリットがあるのですか?
外付けSSDの主なメリットは、ストレージ容量の拡張や手軽なデータ管理、PS4用ゲームの直接起動が可能なことです。
一方で、設置スペースの確保や、PS5用ゲームを直接起動できないことがデメリットとして挙げられます。
用途に合わせて、内蔵SSDと外付けSSDを使い分けることが重要です。
PS4のゲームを外付けSSDで直接プレイできるのですか?
はい、PS4のゲームデータを外付けSSDに保存することで、PS5から直接起動することができます。
これにより、内蔵SSDの空き容量を気にせずにPS4タイトルを楽しめるほか、ロード時間の短縮も期待できます。
ただし、一部のゲームは例外となるため、事前に確認しておく必要があります。
内蔵SSDと外付けSSDの違いは何ですか?
主な違いは、転送速度とパフォーマンス、ストレージ容量、利便性と取り扱い、データの起動と保存方法、そして安全性です。
内蔵SSDは高速で安定したパフォーマンスを発揮しますが、交換や増設には手間がかかります。
一方、外付けSSDは容量拡張に便利ですが、転送速度は劣り、データ損失のリスクがあります。
用途に合わせて適切なストレージを選択することが重要です。