【PS5用SSD比較ガイド】性能・容量・コスパで選ぶおすすめモデル徹底解説
PlayStationシリーズの次世代機PS5は、高性能なゲーミングPCにも匹敵する驚異的な処理能力を持っています。
しかしながら、内蔵ストレージの容量が限られているため、ゲームを多数インストールしたい場合はストレージ不足に陥ってしまいます。
そこで、ユーザーにとってPS5用の外付けSSDやM.2 NVMeの増設は必須のアップグレードと言えるでしょう。
本記事では、PS5へのSSD増設のメリットや選び方、内蔵とデータ転送の違いなどについて詳しく解説します。
Contents
1. PS5用SSDを増設するメリット・必要性について
PS5のストレージ容量は830GBと聞くと、十分に思えるかもしれません。
しかし、現在のゲームタイトルの増加スピードを考えると、このデータ容量はあっという間に不足してしまいます。
そのため、PS5へのSSD増設を検討することが非常に重要です。
ストレージ不足の解消
SSDを追加することで最も大きな利点は、ストレージ不足を解消できる点です。
特に、複数の人気ゲームを同時にインストールしたい場合、830GBでは不十分なことが多いです。
追加のSSDを導入すれば、好きなタイトルを自由に管理でき、必要なゲームを常に手元に置くことが可能になります。
ゲームの起動速度向上
内蔵SSDの増設によるもう一つの大きな利点は、ゲームの起動時間を短縮できることです。
増設したSSDにゲームをインストールすることで、読み込み速度が格段に向上します。
これにより、ゲームのロード時間が大幅に減少し、ストレスフリーな体験を楽しめます。
特に広大なオープンワールドゲームにおいて、この効果は明確に感じられます。
補助的ストレージとしての活用
さらに、増設したSSDはPS4ゲームの保存に役立つ補助的ストレージとして機能します。
PS4のゲームを外付けSSDから直接起動できるため、プレイしたいタイトルへのアクセスがスムーズになります。
このように、PS4とPS5のゲームを効率的に管理できることで、ゲームライブラリの整理もより簡単になります。
ヒートシンク対策を施したSSDの導入
SSDを増設する際は、信頼性の高い製品を選ぶことが重要です。
また、ヒートシンクを備えたSSDを導入することで、データの読み込み速度を維持しつつ、温度の管理も行えます。
熱が蓄積するとパフォーマンスが低下するため、適切な冷却は必須です。
コストパフォーマンスの向上
最近では、SSDの価格が大幅に下がっており、コストパフォーマンスの面でも増設は非常に魅力的です。
特に、容量ごとの価格が手頃な製品が多く、ニーズに応じて大容量のSSDを選ぶことで、経済的な負担を軽減できます。
このように、PS5用SSDの増設にはさまざまなメリットがあり、より快適なゲーム体験を実現するための重要な選択肢です。
ゲームライフを充実させるためにも、SSD増設をぜひ考えてみてください。
2. PS5対応SSDの必須条件と選び方のポイント
PS5に対応したSSDを選ぶ際には、いくつかの必須条件とポイントを理解しておくことが重要です。
これにより、最適なストレージデバイスを選び、ゲーム体験を最大限に引き出すことができます。
SSD選びの必須条件
- インターフェースの確認
PS5に取り付け可能なSSDは、PCI-Express Gen4 x4に対応したM.2 NVMe SSD(Key M)である必要があります。これにより、最高の性能を発揮することができます。 - ストレージ容量の範囲
内蔵SSDとして使用する際の容量は250GB〜8TBの範囲内である必要があります。特に、大容量のゲームを多くプレイする方には、1TB以上のモデルをお勧めします。 - 対応サイズのチェック
PS5が対応するSSDのサイズは、2230、2242、2260、2280、22110のいずれかです。購入前に確認し、適合するかどうか必ず確認しましょう。 - ヒートシンクの設置
発熱を抑えるために、ヒートシンクや熱伝導シートがあるモデルを選ぶことが望ましいです。これにより、長時間のゲームプレイによる熱によるトラブルを防げます。
選び方のポイント
- 速度性能を重視する
PS5に最適なSSDは、5,500MB/s以上のシーケンシャル読み込み速度を持つことが推奨されます。これにより、ゲームのロード時間を大幅に短縮できます。 - コストパフォーマンスを考慮する
自分の予算に合わせて、容量単価が高すぎないモデルを選ぶことが大切です。最近では、容量が大きくてもリーズナブルな価格で購入できるSSDが増えています。 - 信頼性のあるメーカーを選ぶ
安定性とパフォーマンスのために、信頼性の高いブランド(WD、Crucial、Samsungなど)の製品を選ぶことをお勧めします。これにより、故障のリスクを低減し、安心して使用できます。 - 将来性を考慮する
ゲームの発展に伴い、SSDの性能も向上しています。今後も使用することを考え、最新技術に対応したSSDを選ぶのが賢明です。特に、PCIe 4.0に対応している製品を選ぶことで、将来的にも問題なく利用できます。
これらのポイントを押さえておくことで、PS5に最適なSSDを選び、快適なゲームライフを楽しむことができるでしょう。
3. 内蔵SSDと外付けSSDの違いを徹底比較
PS5のストレージを拡張する際には、内蔵SSDと外付けSSDの特性をしっかり理解することが不可欠です。
両者はパフォーマンスや使い勝手、取り付けの容易さにおいて異なりますので、それぞれの利点と欠点を比較検討することが重要です。
内蔵SSDの特徴
- ゲームの即起動: 内蔵SSDはPS5専用設計であるため、ゲームソフトを迅速に起動できます。この特性により、スムーズでストレスのないゲームプレイが実現します。
- 高い転送速度: 内蔵ストレージはPS5の高性能を最大限活かしており、データの読み書きが非常に高速です。これにより待機時間が大幅に短縮され、快適なゲーム体験を提供します。
- USBポートの節約: 内蔵SSDを使用することで外部デバイスのUSBポートを占有することがなく、複数の周辺機器を接続したいユーザーには非常に便利です。
デメリット
- 取り付けの難易度: 内蔵SSDの取り付けには多少の技術的な知識が求められます。特に、ヒートシンクの取り付けやストレージスロットへのアクセスには慎重さが必要です。
- 価格が高め: 高性能な内蔵SSDは、一般的に外付けSSDよりも価格が高い傾向があります。特に最新モデルや大容量のものは価格が上昇することがあります。
外付けSSDの特徴
- 手軽な取り付け: 外付けSSDはUSBケーブルを挿入するだけで簡単に接続できるため、特に初心者にとって非常に魅力的です。この簡便さが大きな利点となります。
- 優れたコストパフォーマンス: 外付けSSDは内蔵SSDと比べて、同じ価格帯でより大きな容量を手に入れやすく、ゲームデータをたくさん保存できます。
- 持ち運びの利便性: 外付けSSDは軽量で、 déplacableであるため、必要に応じて他のPS5に簡単に接続し直すことができます。また、PS4用のゲームデータも外付けSSDからスムーズに起動できます。
デメリット
- 起動の制限: 外付けSSDに保存してあるPS5用ゲームは、直接起動できず、内蔵SSDにデータを移動する必要があります。これが煩わしさを引き起こす場合があります。
- 速度の違い: 一部の外付けSSDは内蔵SSDに比べてデータの読み書き速度が劣ることがあり、その結果としてゲーム中のロード時間が長くなることがあります。
内蔵SSDと外付けSSDにはそれぞれ独自の特徴があり、利点と欠点をよく考慮することが求められます。
最適な選択は、ユーザーのプレイスタイルやニーズによって異なりますので、しっかりと比較して決断することが重要です。
4. 速度重視!おすすめの高性能PS5用SSD
PS5でスムーズなゲームプレイを楽しむためには、優れたデータ転送速度を誇るSSDは必需品です。
この記事では、特に注目したいPS5対応の高性能SSDを厳選し、詳細にご案内します。
高速SSDの選定基準
PS5に最も適したSSDを選ぶ際には、以下のポイントが肝心です。
- 読み込み速度: 最適なSSDは最大7,000MB/s以上の読み込み速度を有しており、これによりゲームのロード時間が劇的に短縮され、快適なプレイ環境を提供します。
- 書き込み速度: 書き込み速度の重要性を忘れないでください。遅いSSDを選ぶと、データのインストールやアップデートが非常に時間がかかることがあります。
- ヒートシンクの有無: 高速SSDは稼働中に熱がこもりやすく、効果的な冷却システムを備えたヒートシンクがついているモデルを選ぶことが重要です。
おすすめの高性能PS5用SSD
- Sabrent Rocket 4 Plus
– 読み込み速度: 最大7100MB/s
– 容量: 2TB
– 特徴: 優れた耐久性と冷却機能を搭載したヒートシンクが装備されています。- 価格: ¥55,180 - Hanye HE70
– 読み込み速度: 最大7450MB/s
– 容量: 1TBまたは2TB
– 特徴: 価格と性能のバランスが優れており、ヒートシンクが付いています。- 価格: ¥17,480 - Corsair MP600 PRO
– 読み込み速度: 最大7400MB/s
– 書き込み速度: 最大6500MB/s
– 特徴: PS5の公式仕様を満たしており、ヒートシンクが一体化されています。- サポート: 5年間の保証が付いています。 - WD_BLACK SN850
– 読み込み速度: 最大7000MB/s
– 書き込み速度: 最大5300MB/s
– 特徴: 特にゲーマーを念頭に置いて設計され、緊急時でも高いパフォーマンスを発揮します。- ヒートシンク付きモデルも提供されています。
その他のおすすめポイント
- 取り付けが簡単: 多くのSSDはPS5への取り付けがしやすく、初心者でも無理なく実施可能です。ほとんどの製品には詳細な取り付けガイドが付属しています。
- データの安全性: 高性能SSDはデータ保護にも配慮されており、多くの製品がセキュリティ機能を備えています。重要なデータをしっかり守ることができます。
これらのSSDを導入することで、ストレージの拡張だけでなく、さらに優れたゲームプレイを実現できるでしょう。
特に速度を重視するのであれば、ぜひここで紹介した選択肢を参考にしてみてください。
5. コスパで選ぶ!容量別おすすめSSD
PS5のゲーム体験を向上させるには、コストパフォーマンスに優れたSSDの選択が欠かせません。
このセクションでは、用途に応じた容量ごとにおすすめのSSDを紹介します。
1TBモデルの選び方
コストを抑えて、十分なストレージを確保したい方には1TBのSSDが最適です。
この容量であれば、さまざまなゲームを快適にインストールできます。
以下におすすめのモデルを挙げます:
- Hanye HE70 1TB
最大速度7450MB/sを誇るこのSSDは、約¥17,480で非常にコストパフォーマンスに優れています。ヒートシンクも付属しており、熱対策も万全です。 - CORSAIR MP600 1TB
最大読み込み速度は7100MB/sで、独自の冷却システムが搭載されています。安定した性能と信頼性を兼ね備えた信頼できるモデルです。
2TBモデルの選択肢
多くのゲームをダウンロードする予定があるなら、2TBモデルが推奨されます。
特に大容量のオープンワールドゲームが好きな方に最適です。
- Sabrent Rocket 4 Plus 2TB
最大速度は7100MB/s、価格は約¥55,180です。ヒートシンクがあるため、パフォーマンスを維持しつつ安心してゲームを楽しむことができます。 - Monster Storage SSD 2TB
手ごろな価格で最大7,100MB/sの読み込み速度を実現し、高コストパフォーマンスを誇る選択肢です。
4TBモデルの選び方
ストレージに余裕をもたせたいゲーマーには、4TBモデルが理想的です。
多数のゲームを保存したい方や頻繁にダウンロードを行うプレイヤーに向いています。
- G-Strategy SSD 4TB
優れた冷却性能を保ちながら、大容量でも安定したパフォーマンスを発揮します。4TBの容量で、多数のゲームコレクションを手軽に管理できます。 - CORSAIR MP600 PRO 4TB
最大読み込み速度7300MB/sを誇り、優れた熱管理機能も搭載されています。特にコストパフォーマンスの高いSSDを求めるユーザーにおすすめです。
SSD選びで押さえておくべきポイント
SSDを容量別に選ぶ際には、次のポイントを考慮することが大切です:
- 予算設定: 自分の予算内で最もコストパフォーマンスの良いSSDを探しましょう。
- 利用頻度: ゲームをどの程度の頻度でインストールするかに応じて、必要なストレージ容量を選定してください。
- ヒートシンクの有無: 快適なゲーム体験のためには、熱管理が重要です。ヒートシンクを搭載したSSDを選ぶことをおすすめします。
これらのポイントを考慮しながら、自分にぴったりのPS5用SSDを見つけ、より充実したゲームライフを楽しんでください。
まとめ
PS5のストレージ容量を拡張することで、より快適なゲーム体験を得られるようになります。
内蔵SSDと外付けSSDそれぞれにメリット・デメリットがありますが、自身のニーズに合わせて最適なSSDを選択することが重要です。
特に速度性能と冷却性能を重視したSSDをチョイスすれば、ロード時間の短縮や発熱対策といった課題を解決できます。
また、容量を選択する際も、自身のゲームライブラリの規模に合わせて最適なストレージ容量を見極めましょう。
以上のポイントを押さえて、PS5のストレージを拡張することで、より充実したゲームライフを送れるはずです。
よくある質問
PS5のストレージ容量は十分ですか?
p. PS5の内蔵ストレージは830GBと聞くと十分に思えますが、ゲームサイズの増大に伴い、すぐにストレージが不足してしまう可能性があります。
そのため、SSDを増設して容量を拡張することをおすすめします。
SSDを選ぶ際の注意点は何ですか?
p. SSD選びの際は、PS5の仕様に合った「PCI-Express Gen4 x4対応のM.2 NVMe SSD」であること、容量は250GB〜8TBの範囲、サイズが2230、2242、2260、2280、22110のいずれかであることを確認する必要があります。
また、ヒートシンクを備えた製品を選ぶと熱対策も万全です。
内蔵SSDと外付けSSDの違いは何ですか?
p. 内蔵SSDは高速性と便利さが特長ですが、取り付けが少し難しく、価格も高めです。
一方、外付けSSDは取り付けが簡単で安価ですが、ゲームの起動速度は内蔵SSDに劣ります。
用途やニーズに合わせて、両者の特性を検討する必要があります。
おすすめの高速SSDはありますか?
p. Sabrent Rocket 4 Plus、Hanye HE70、Corsair MP600 PRO、WD_BLACK SN850など、最大7,000MB/s以上の高速なデータ転送速度を実現するSSDがおすすめです。
これらのSSDを使えば、ゲームのロード時間を大幅に短縮できます。