【PS5のSSD増設完全ガイド】必須スペックと選び方のコツを徹底解説!
PS5のストレージ拡張は、ゲームデータの増大に伴う容量不足を解消するために不可欠な作業となっています。
このブログでは、PS5に内蔵SSDや外付けSSDを追加する際の選択肢と、それぞれの長所・短所について詳しく解説しています。
ゲーマーの皆さんが最適なストレージ環境を構築するためのヒントが満載ですので、ぜひご一読ください。
Contents
1. PS5の内蔵SSDだけじゃ足りない?容量不足の現実
PlayStation 5(PS5)は、次世代ゲーム機として注目を集め、825GBの内蔵SSDを搭載しています。
しかし、ユーザーが実際に利用できるストレージ容量は約667GBで、ゲームデータやアプリケーションで埋まってしまうのは容易に想像できます。
このため、多くのゲーマーが直面するのが「容量不足」の問題です。
ゲームのインストールサイズ
PS5のゲームタイトルは、優れたグラフィックスと快適なプレイ体験を実現するため、インストールサイズが大きくなる傾向があります。
具体的には、以下の通りのデータサイズが一般的です。
- 通常のPS5規格タイトル:40GB〜100GB以上
- 大型タイトルや追加コンテンツ:150GB以上になることも!
これだけのサイズを考慮すると、825GBのストレージは特に新作ゲームが続々と発売される現状では、十分とは言えません。
内蔵SSDの容量限界
PS5の内蔵SSDは、基本的にゲームのインストールや更新に使用されるもので、次のような制約があります。
- PS5規格のゲームは、内蔵SSDまたはM.2 SSDからしか起動できない:外付けSSDを使用しているユーザーは、ゲームのデータを一度、内蔵に移す必要があります。
- 初期状態のストレージに対する実際の利用可能容量が660GB程度:多くのゲームを同時にインストールすることは困難です。
このため、頻繁にゲームをプレイしたいユーザーは、早めにストレージを増やす対策を考慮する必要があります。
増設の必要性
PS5のストレージ不足を解決するためには、M.2 SSDの増設が推奨されます。
増設によって以下のようなメリットがあります。
- ゲームのインストールを自由に行える:お気に入りのタイトルをすぐにプレイ可能。
- 内蔵SSDを圧迫せず、快適なプレイ体験を維持する:ゲームデータの管理が楽になります。
よって、PS5を長く楽しむためには、内蔵SSDの容量だけに頼らず、適切なSSDを選ぶことが重要です。
ユーザーは、事前に自分のプレイスタイルやインストールするゲームを考慮し、最適なストレージ環境を整えることをお勧めします。
2. PS5対応SSDに求められる必須スペックとは
PS5の真のパフォーマンスを引き出すためには、的確なSSDのスペック選びが非常に重要です。
PS5の追加SSDを選ぶ際には、以下のポイントをしっかりと確認しましょう。
必須スペック
- インターフェース
– PS5がサポートしているのは、PCI-Express Gen4 x4 に対応するM.2 NVMe SSDのみです。このインターフェースは、データの転送速度を大幅に向上させ、ゲームのロード時間を劇的に短縮します。 - 容量
– SSDの容量は 250GBから8TB まで豊富に選べますが、最新のゲームデータが大きくなる傾向にあるため、1TB以上 のモデルを選ぶことを強くおすすめします。 - サイズ
– M.2 SSDのサイズについて、対応する規格は以下の通りです:- 2230
- 2242
- 2260
- 2280
- 22110
- 最大の幅は25mmで、厚さは上部で8.0mm、下部で2.45mmまでのものが適応可能です。
- シーケンシャル読み込み速度
– PS5でのスムーズなゲーム体験を得るためには、5,500MB/s以上 のシーケンシャル読み込み速度が必要です。この基準を満たすSSDを選ぶことで、PS5の能力を最大限に活用することができます。 - 放熱構造
– 現代のSSDは、ヒートシンクや熱伝導シートを備えていることが望まれます。これによって、ゲームプレイ中の高負荷に対しても安定したパフォーマンスを維持できます。放熱性能が不足する場合、SSDのパフォーマンスが低下する恐れがあります。
注意事項
- HMB非対応
- PS5は「HMB(Host Memory Buffer)」技術をサポートしないSSDとは互換性がないため、購入時にはHMB未対応のモデルを選ぶことをお勧めします。
- SATA接続SSDの不可
- PS5の拡張スロットでは、M.2形式のSATA接続SSDが利用できないため、必ずNVMeタイプのSSDを選択することが重要です。
これらの条件を満たすSSDを選ぶことで、PS5でのゲーム体験が次のレベルへと向上します。
特に容量不足や遅延の心配がないため、快適にゲームを楽しむことができるでしょう。
3. 内蔵SSDと外付けSSD、どっちを選ぶべき?
PS5のストレージを増やす方法として、内蔵SSDと外付けSSDが考えられます。
それぞれの特徴や利点・欠点を理解し、自分の使用スタイルに合った選択をすることが重要です。
このセクションでは、両者の比較を行います。
内蔵SSDのメリットとデメリット
メリット:
– 高速なパフォーマンス: 内蔵SSDは直接PS5本体に取り付けるため、データの読み込み速度が非常に速く、最大で5,500MB/s以上の速度が期待できます。
これにより、ゲームのロード時間が短縮され、スムーズなプレイが可能になります。
– ストレージの統合性: 内蔵SSDはPS5のカバーを開けて取り付けるため、一度設定すれば、特別な操作なしでゲームを直接プレイできます。
受け取ったデータをそのままゲームに使用できるため、利便性が高いです。
デメリット:
– 取り付けの手間: 内蔵SSDの取り付けには、PS5本体のカバーを外す必要があり、手間がかかります。
特に初めて行う場合は、不安に感じるかもしれません。
また、取り付け後はSSDのフォーマットが必要です。
– 拡張性の制限: 内蔵SSDのスロットは限られているため、複数のSSDを装着することはできません。
大容量が必要な場合には、事前に容量を考慮する必要があります。
外付けSSDのメリットとデメリット
メリット:
– 簡単な取り扱い: 外付けSSDはUSB接続で簡単に取り付けできるため、すぐに使用開始できます。
カバーを開ける必要がなく、手軽さが魅力です。
– 柔軟なストレージ追加: 外付けSSDは必要に応じていつでも追加・変更が可能です。
容量が足りなくなった場合にも、新しい外付けSSDを購入すればOKです。
デメリット:
– 遅い読み込み速度: 一般的に、外付けSSDは内蔵SSDに比べて読み込み速度が遅くなります。
USB 3.2接続の場合でも、通常は内蔵SSDほどのパフォーマンスは期待できません。
– ゲームデータの移動が必要: 外付けSSDは一時的な保存に適しているため、ゲームをプレイする際にはデータをPS5本体に移動する必要があります。
この手間が気になる方もいるでしょう。
どちらを選ぶべきか
選択は、主に以下の要素に依存します:
- プレイスタイル: 高速なロード時間を重視するなら内蔵SSD、一時的なストレージ拡張が必要なら外付けSSD。
- 手間をかけられるか: 手軽に容量を増やしたいなら外付けSSD、設定を行い問題ないなら内蔵SSD。
- 予算とストレージ容量: 大容量や高パフォーマンスを求める場合は、予算内で内蔵SSDを選ぶことも検討すべきです。
内蔵SSDと外付けSSDのいずれを選ぶかは、状況や好み、プレイスタイルに応じて慎重に検討することが大切です。
4. 失敗しないPS5用SSD選びのポイント
PS5用SSDを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントに留意することが大切です。
これらのポイントを理解することで、あなたにぴったりのSSDを効率的に選び取る手助けとなります。
ストレージの読み込み・書き込み速度
ゲームの起動やロード時間を短縮するためには、高速なSSDが欠かせません。
PS5は最新のPCIe 4.0インターフェースを採用しているため、理想的には5,500MB/s以上の読み込み速度を持つSSDを選ぶと良いでしょう。
また、外付けSSDに関しては、USB3.2 Gen2への対応を確認することも忘れないでください。
ゲームのデータが増大する今、速度はますます重要な要素となります。
容量の選択
ストレージ容量もSSD選びにおいて重要なポイントです。
PS5本体の内蔵SSDは825GBですが、この容量は多くのユーザーにとって不足しがちです。
以下の内容を参考に、自分のニーズに合ったモデルを見極めましょう。
- 1TBモデル:1万円前後の予算であれば、まずは1TBのSSDを考慮するのが得策です。
- 2TBモデル:たくさんのゲームを保存したいなら、2万円程度で購入可能な2TBモデルがオススメです。
- 大容量のSSD:4TBや8TBなどの選択肢もありますが、あまりデータを抱えない方には過剰な場合があるので、自分の使用状況を考えて判断しましょう。
ヒートシンクの有無
高速なSSDは発熱が大きくなるため、ヒートシンクの有無は非常に重要な要素です。
ヒートシンクは、SSDが発生する熱を効果的に放散することで、パフォーマンスを安定させる役割があります。
これにより、PS5本体の故障を防止し、長期間にわたる快適なゲームプレイが可能になります。
内蔵SSDにヒートシンクがついていない場合は、別途購入を検討するのが良いでしょう。
ブランドとレビューの確認
数多くのメーカーから様々なSSDが発売されています。
その中から信頼できる製品を見極めるためには、レビューや評価をしっかりと確認することが大切です。
特にゲーマー向けに設計されたSSDの評価に注目すると、実際の使用者からのフィードバックが非常に有益な情報となるでしょう。
知識の重要性
最後に、SSDを選ぶには一定の知識が必要です。
公式が推奨する性能を理解した上で、内蔵SSDと外付けSSDの特性を比較しながら選ぶことが重要です。
これらの要素をすべて考慮することで、自分にぴったりのPS5用SSDを見つけることができるでしょう。
5. 読み込み速度とヒートシンクの重要性について
PS5でのゲーム体験をより快適にするためには、SSDの読み込み速度とヒートシンクの存在が非常に重要です。
このセクションでは、これらの要素がどのようにゲームプレイに影響を与えるかを探ります。
読み込み速度の重要性
ゲームのインストールやロード時間は、プレイ体験に直接的な影響を与えます。
読み込み速度が速ければ、ゲームの開始時やマップの切り替え時に待たされる時間が短縮され、スムーズなプレイが可能になります。
具体的には、以下の点を考慮することが推奨されます。
- 内蔵SSDの場合: 最大読み込み速度が5,500MB/s以上であることが望ましいです。特に、7,000MB/s以上の高速モデルであれば、圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
- 外付けSSDの場合: USB 3.2 Gen2に対応し、600MB/s以上の速度を持つものを選ぶと良いでしょう。これは、ゲームのローディングやデータ転送高速化に寄与します。
ヒートシンクの必要性
SSDは高性能であるがゆえに、使用中に発熱が生じます。
特にゲームをプレイしている間は、高速な読み込み速度が求められるため、熱が蓄積されやすくなります。
ここでヒートシンクの役割が重要になります。
ヒートシンクを使用する利点は次の通りです。
- パフォーマンスの保持: ヒートシンクは熱を効果的に放散するため、SSDの性能を安定させます。これにより、長時間のプレイでも動作が遅くなることが少なくなります。
- 故障リスクの軽減: 過熱によるSSDの故障を防ぐことができ、安心して使用できます。発熱による性能低下を避けるためにも、ヒートシンクは不可欠です。
どのようなヒートシンクを選ぶべきか
ヒートシンクの選び方も重要です。
次のポイントを参考にして、適切なモデルを選びましょう。
- 素材: アルミニウム製や銅製のヒートシンクは効率良く熱を放散するためおすすめです。
- サイズ: PS5に内蔵する場合、スペースに合わせてサイズが適切なものを選ぶ必要があります。
- 冷却性能: 付属のヒートシンクが高い冷却性能を持つか、または追加で購入する場合に効果的なものを選ぶと良いでしょう。
SSDの選定時には、これらの要素をしっかりと考慮し、自分のゲームスタイルに最適なデバイスを選ぶことが大切です。
読み込み速度の向上と適切な熱管理は、PS5でのゲーム体験を飛躍的に向上させる要素です。
まとめ
PS5のゲームプレイを快適に楽しむためには、適切なSSDを選ぶことが重要です。
内蔵SSDと外付けSSDのメリットとデメリットを理解し、自分のニーズに合ったストレージ環境を整えましょう。
特に、高速な読み込み速度とSSD本体の冷却性能は、ゲームの体験を大きく左右する要素です。
ユーザーは、公式推奨スペックを念頭に置きつつ、レビューや評価を参考にしながら、自分にぴったりのPS5用SSDを見つけることが肝心です。
ストレージ容量の選択も忘れずに、長期的な使用を見据えた対策を講じることで、より快適なPS5ライフを送ることができるはずです。
よくある質問
PS5のストレージが足りないのはなぜですか?
PS5の内蔵SSDは825GBですが、実際に利用できる容量は約667GBです。
高画質な最新ゲームのインストールサイズが40GB以上と大きくなっているため、多くのユーザーが容量不足に悩まされています。
ゲームを頻繁にプレイする人は、早めにM.2 SSDの増設を検討する必要があります。
PS5に増設できるSSDはどのような条件を満たす必要がありますか?
PS5に増設するSSDは、PCI-Express Gen4 x4に対応したM.2 NVMeタイプのものである必要があります。
容量は1TB以上が推奨され、シーケンシャル読み書き速度は5,500MB/s以上が望ましいです。
また、ヒートシンクの搭載も重要で、高負荷時の安定したパフォーマンスを維持できます。
内蔵SSDと外付けSSDではどのような違いがありますか?
内蔵SSDは直接PS5本体に取り付けるため、高速な読み込み速度が得られますが、取り付けが少し面倒です。
一方、外付けSSDは手軽に増設できますが、読み込み速度が内蔵SSDほど速くありません。
用途に応じて使い分けることが重要です。
SSD選びのポイントは何ですか?
SSD選びの際のポイントは、読み書き速度、容量、ヒートシンクの有無、ブランドやレビューなどです。
ゲームのロード時間を短縮するには高速なSSDが重要で、5,500MB/s以上の速度が望ましいです。
また、発熱対策としてヒートシンクの搭載も重要です。
自分のニーズに合ったSSDを選ぶことが大切です。