SDカードのクラス4とクラス10の違いはなに?分かりやすく解説!
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ひろこみゅ管理人のひろやんです。
SDカードのクラス4とクラス10の違いってなんだろう?
現在そんな疑問をお持ちではありませんか?
そこで今回は「SDカードのクラス4とクラス10の違い」について解説していきます。
Contents
SDカードのクラス4やクラス10とは?
SDカードに表記されている「4」や「10」というのは「スピードクラス」のことです。
スピードクラスは、かんたんに言うと動画録画の際に必要な「最低転送速度」をあらわす指標。
2023年現在では以下のスピードクラスが存在しています。
- クラス4:最低転送速度4MB/秒以上
- クラス6:最低転送速度6MB/秒以上
- クラス10:最低転送速度10MB/秒以上
それぞれ記載している「数字以上の転送速度を保証している」のですね。
「スピードクラス」は他にもある
ちなみに最低転送速度をあらわす「スピードクラス」には、他にも「UHSスピードクラス」や「ビデオスピードクラス」なども存在します。
- スピードクラス:HD〜フルHDに対応
- UHSスピードクラス:フルHD〜4Kに対応
- ビデオスピードクラス:HD〜8Kに対応
クラス4やクラス10のスピードクラスはわりと古めのタイプの規格。
次世代のスピードクラスとして現在使われているのが「ビデオスピードクラス」になるんですね。
最低転送速度は正常に録画するのに必要
最低転送速度が保証されていることは、ビデオカメラで問題なく録画するために、とても重要な要素となります。
たとえばの話、ビデオカメラ本体のスピードクラスは「クラス10」になっているのに、SDカードが「クラス4」になっている場合は、NGです。
- ビデオカメラ本体:クラス10
- SDカード:クラス4
以上のようにSDカードのスピードクラスが劣る場合、以下のような症状があらわれる可能性があります。
- 録画中に録画が中断する
- 録画した動画が途切れる(フレーム落ち)
そうならないためにも、ビデオカメラ本体よりSDカードのスピードクラスが同等以上のものを選択することが重要です。
- ビデオカメラ本体:クラス4
- SDカード:クラス10
- ビデオカメラ本体:クラス10
- SDカード:クラス10
以上のようなスピードクラスの組み合わせは正常にビデオカメラで録画できるOKパターンになります。
SDカードのクラス4とクラス10に適する画像解像度
参考までに、クラス4やクラス10に適する画像解像度は以下のとおりです。
- クラス4:HD
- クラス10:フルHD
クラス4やクラス10におすすめのSDカードは?
最後にクラス4やクラス10に対応しているオススメのSDカードを紹介します。
以下にmicroSDカード(SDカード変換アダプタ付き)の容量ごとに商品リンクを貼っています。
必要な容量のSDカードを選んでくださいね。
ちなみに購入の前に一点 注意事項があります。
それは、ビデオカメラ本体の容量規格によっては使えない容量のSDカードもあるということです。
分かりやすく表にすると以下のとおりです。
以上の表から、たとえばビデオカメラの容量規格が「SDHC」の場合は、32GBのSDカードしか使えません。
でも、もしビデオカメラの容量規格が「SDXC」に対応しているならば、32GB〜1TBまで全ての容量のSDカードが使えると言うことですね。
以上のように、手元にあるビデオカメラの容量規格が「SD」「SDHC」「SDXC」のどれに対応しているかで、使えるSDカード容量が変わります。
ビデオカメラの容量規格を確認した上で、使える容量のSDカードを購入するようにしましょう。
SunDiskのmicroSDカードは以下から購入できます。
SunDiskのmicroSDカード(Ultra)はクラス10に対応しているため、クラス4にも使うことが可能です。
以上になります。
ひろやんの一言
SDカードのクラス4とクラス10の違いについて解説しました。
重要なポイントをまとめると以下のとおりです。
- クラス4とクラス10は「最低転送速度」が違う
- SDカードのスピードクラスが劣ると、コマ落ちや録画中断の原因になる
- ビデオカメラのスピードクラスの規格に注意して、SDカードのスピードクラスが同等以上になるものを選ぶこと
以上。
ひろやんでした。