macOSを外付けハードディスクにインストールする方法
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ひろこみゅ管理人のひろやんです!
macOSを外付けハードディスクにインストールして、外付けハードディスクから起動できるようにしておきたいんだけど、どうすれば良いんだろう?
現在そんなお悩みはありませんか?
外付けハードディスクにmacOSをインストールしておけば、もしMacに問題が起きて起動できなくなってしまっても大丈夫。
外付けハードディスクから起動できるようになるため、内蔵ハードディスクのデータを回収できるようになります。
僕自身も外付けハードディスクにmacOSをインストールする具体的な手順が分からなかったため、今回調べながら自分でも試してみました。
結果的にmacOSをインストールすることに成功したので、今回はその手順を画像付きで解説していきます。
Contents
macOSを外付けハードディスクにインストールするステップ
おおまかなステップは以下になります。
- 外付けハードディスクをフォーマットする
- 外付けハードディスクにmacOSをインストールする
- インストールした外付けHDDから起動確認をする。
なお、今回の環境は以下のとおりです。
- MacBook Pro (13-inch, Mid 2012)
- macOS Catalina(バージョン10.15.7)
- 外付けハードディスク(USBタイプを使用)
macOSを外付けハードディスクにインストールする具体手順
macOSを外付けハードディスクへインストールする手順を具体的に確認していきましょう。
なお、外付けハードディスクはすでにMacへ接続されているものと仮定して進めていきます。
①外付けハードディスクをフォーマットする
まずは下準備として、外付けハードディスクをフォーマットしていきましょう。
Macに搭載されている「ディスクユーティリティ」を使います。
- 電源ボタンを押してMacを起動。
- すぐにキーボードの「 command + R 」を同時押ししましょう。
すると下記のように「macOSユーティリティ」のウィンドウが表示されます。
「ディスクユーティリティ」を選択して、「続ける」をクリックしましょう。
「ディスクユーティリティ」のウィンドウが開くので、下記の順にクリックします。
- 「外付けハードディスク」を選択。
- 続けて「消去」をクリックします。
続いて下記を決めていきます。
- 名前
- フォーマット
- 方式
決めたら「消去」をクリックします。
簡単に上記を説明します。
①名前
自分が分かりやすい名前に変更しておけばOKです。
②フォーマット
「Mac OS拡張(ジャーナリング)」でOK。
③方式
・CPUがIntelベースのMacBookProの場合は「GUIDパーティションマップ」
・CPUがPowerPCベースのMacBookProの場合は「Appleパーティションマップ」
僕のMacBookPro(Mid 2012)はIntelベースだったため、「GUIDパーティションマップ」を選択しました。
※よほど古いMacで無い限りは「GUIDパーティションマップ」でOK。
消去が終わったら「完了」をクリックしましょう。
「ディスクユーティリティー」のウィンドウは左上の「×」で閉じてOKです。
これでmacOSを外付けハードディスクにインストールする準備が整いました。
macOSを外付けハードディスクにインストールする
macOSユーティリティのウィンドウが開いたら「macOSを再インストール」をクリック。
mac OSのインストール画面になるので「続ける」をクリック。
※macOSは現時点のバージョンがインストールされるはずです。(今回の場合は「Catalina」)
ソフトウェアの使用許諾契約の条項に同意する必要があるため①「同意する」→②「同意する」とクリック。
mac OSをインストールするディスクを聞かれるので、下記の順番にクリック。
- 該当の「外付けハードディスク」をクリック。
- 「インストール」をクリック。
す。
macOSが外付けハードディスクにインストールされるので、しばらく待ちます。(今回は約40〜50分ほど掛かりました)
これが終われば外付けハードディスクへのmacOSのインストールは完了です。
初期設定画面になるため、できる範囲で設定していきましょう。
初期設定が終わったので、下記の操作でストレージを確認してみたいと思います。
- 左上の「アップルマーク」をクリック。
- 「このMacについて」をクリック。
- 「ストレージ」タブをクリック。
ストレージを確認すると、macOS Catalinaで約20GBほど容量を使用しているようです。
ともあれ、外付けハードディスクにmacOSがインストールできました。
なお、ここまでの操作を実施すると、起動ディスクが外付けハードディスクに変更されてしまうようです。
つまりこのままだとMacの電源を入れるたびに、外付けハードディスクから起動されるということですね。
それだと不便なので、Macの内蔵ハードディスクから起動するよう設定だけ行っておきましょう。
やり方は簡単です。
- デスクトップ左上の「Appleマーク」をクリック。
- 「システム環境設定」をクリック。
「起動ディスク」をクリックします。
下記の順に設定します。
- 「鍵マーク」をクリックして設定変更できるようにする。(鍵をしていない場合は不要)
- 内蔵ハードディスクをクリック。
- 再度「鍵マーク」をクリック(鍵をしていない場合は不要)
- 念のため「再起動」をクリック。
以上ですべての操作は完了です。
お疲れさまでした!
ひろやんの一言
macOSを外付けハードディスクにインストールする方法について解説しました。
今回の操作によってmacOSを外付けハードディスクにインストールすることが可能になりました。
万が一、Macに問題があって正常に起動できなくなってしまった場合は、今回作成した外付けハードディスクから起動することができます。
重要なデータを回収することが可能になるので、いざと言うときのために準備しておきたいですね!
以上。
ひろやんでした。