Windows10のノートPCをHDDからSSDへ換装する手順
ひろこみゅ管理人のひろやんです!
ノートPCのHDDをSSDに変えたいんだけど、どうすれば良いんだろう?
現在そんな疑問をお持ちではありませんか?
これは実際に僕自身が感じていた疑問でして、色々と試した結果、自分のWindows10ノートPCの内蔵HDD(Cドライブ)をSSDへ換装できました。
そんなわけで今回はWindows10のノートPCのHDDをSSDへ換装する手順について紹介していきます。
Contents
Windows10のノートPCのHDDをSSDへ換装した経緯
2012年ごろに購入した僕のWindows7のノートPC(現在はWindows10)ですが、さすがに動作が重く&遅くなってきまして。
「いつかSSDに変えたいなー」って思ってたんですが、今回思い切ってHDDからSDDへ換装してみた次第です。
僕自身、過去にもCドライブのHDDクローンを試してみたことはあったのですが、その時はフリーソフトなどを使うもうまくいかず・・・。
そんなトラウマがあってなかなか実行できなかったのですが、再度チャレンジして色々と模索した結果、うまく換装できたんですよね!
そんなわけで今回はその手順をまとめていきますね。
ノートPCのHDDをSSD換装する際に使用したもの
まずは今回のSSD換装で僕が実際に使ったものを紹介します。
それがこちら。
- Samsung SSD(250GB)
- オウルテック SATA2.5インチ/3.5インチSATA HDD用アダプタ
- ミニドライバー(100均一のでも可)
特にオウルテックのSATA2.5インチ/3.5インチSATA HDD用アダプタがあれば、現在使っているノートPCとSDDをUSB接続してクローンが作れるので超ラクです。
こんな感じのアダプタですね↓
このアダプタにSSDを装着してクローンを作成します。
また、今回のSSD換装で上手くいったポイントは、やはりなんと言ってもSamsungのSSDを使ったこと。
こちらのSSDですね↓
他のフリーソフトでHDDのクローンをSSDに作ろうとしたのですが、なかなか上手くいかず・・・。
でもSumsungには「Data Migration」という無料でクローン化できるアプリケーションがありまして、これを使えば一発でHDDのクローンをSSDに作ることができたんですよね。
なので、ひとまず「SamsungのSSD」と「オウルテックのHDD用アダプタ」があると良いかと思います。
僕はこのセットでうまくいきました。
現在使用しているHDDの容量を確認の上、SSDの容量を選ぶようにしましょう。
例えば現在使用しているHDDの容量が250GB以上になっている場合は、250GB以上の容量のSSDを選ぶ必要があります。
バックアップを取っておこう
ノートPCをSSD化する前に、念のためにノートPCのデータのバックアップをとっておきましょう。
バックアップのことがよくわからないんだけど…
という場合は、とりあえずノートPC内の重要なファイルやフォルダーを外付けHDDにコピーしておく、という認識でOK。
たとえば以下のようなUSBタイプの外付けHDDであれば、ノートPCのUSBポートに挿すだけで使えるようになるので簡単です。
参考までにどうぞ。
ノートPCのHDDをSSD換装する手順
それでは実際に僕がどんな手順でノートPCのHDDをSSDへ換装していったか?
ということですが、大まかな流れは以下になります。
- HDD用アダプタにSSDを装着する。
- SDDをフォーマットする。
- Sumsungの「Data Migration」をノートPCにインストールする。
- 「Data Migration」を起動してHDDのクローンをSSDに作る。
- ノートPCのHDDを外して、SSDを装着する。
ぜんぜん複雑なことはしていないので、難しく考えなくても大丈夫です。
それでは順番に確認していきましょう。
①HDD用アダプタにSSDを装着する。
HDD用アダプタの使い方はとてもシンプルで以下の3ステップです。
- HDD用アダプタにSSDを装着する。
- 電源アダプタをコンセントに挿す。
- USBをノートPCへ挿す。
HDD用アダプタにSSDを装着して、電源アダプタをコンセントに挿すと、以下のような感じでランプが光ります。
2の電源アダプタに関しては「より安定したデータ通信を行うために電源供給用のアダプタがある」という認識でOKです。
HDDのクローンを作るのは時間が掛かるため、やはり電源供給用のアダプタ付きのものが安心ですね。
この状態でUSBをノートPCのUSBポートへ挿せば下準備は完了です。
②SDDをフォーマットする。
HDDアダプタにSSDを装着して、USBをノートPCに挿したら、SSDをフォーマットしましょう。
「フォーマット」というのは簡単に言うと、SSDとして使うための「初期設定」のようなものです。
実はこのフォーマットを行わなければノートPCがSSDを認識してくれません。
そのため、このことを知らないと
えっ、もしかしてこのSSD初期不良⁉︎
と焦る羽目になるのですね(←実際になったやつ)
ちなみにSSDのフォーマット方法に関しては、「Windows10でSSDドライブをフォーマットする方法を画像付で解説」が分かりやすくて参考になります。
別サイトになりますが、僕もこちらの記事を参考にSSDをフォーマットできましたので、ぜひ参考にしてみてください。
③Sumsungの「Data Migration」をノートPCにインストールする。
SSDのフォーマットが完了したら、クローンを作成するためのアプリケーションをインストールしましょう。
まずは「SAMSUNG」の「Download – SSD Tools & Software」のページにアクセスします。
ページにアクセスして、少し下へスクロールしたら「DATA MIGRATION」という項目があるので、項目内の「Samsung Data Migration Software for Consumer SSD」をクリックしましょう。
するとダウンロードできる項目が現れるので、「Data Migration Software User guide[Japanese(日本語)]」の右にある「DOWNLOAD」をクリックします。
※以下の画像を参考にダウンロードしてみてください。
「DATA MIGRATION」のインストーラーがダウンロードできたら、アプリケーションを実行してノートPCにインストールしましょう。
④「Data Migration」を起動してHDDのクローンをSSDに作る。
インストールできたら「Data Migration」を起動して、いよいよHDDのクローンをSSDに作成していきます。
HDDのクローンをSSDに作成する手順ですが、こちらに関しては「SAMSUNGの「Data Migration」の使い方」の記事がとても分かりやすくて参考になります。
「データのコピー実行」の部分から参考にしながら進めてみてください。
実際に僕もこの記事を参考にしたところ、無事にHDDのクローンをSSDに作成できました。
⑤ノートPCのHDDを外して、SSDを装着する。
HDDのクローンをSSDに作成できたら、最後はノートPCへの換装です。
現在ノートPCに付いているHDDを慎重に取り外したのち、クローンSSDを装着しましょう。
僕が実際にHDDを外して、SSDを装着したあとの画像が以下になります。
SSDを装着してノートPCの電源を入れる瞬間はちょっとドキドキしましたが、問題なくHDDのデータのまんまで起動してくれました。
ひろやんの一言
Windows10のノートPCをHDDからSSDへ換装する手順について解説しました。
最後におさらいとして、僕が今回のSSD換装で使った製品をもう一度紹介しますね。
僕が今回HDDのクローン化に成功したSSDはこちら
そしてクローン化の手助けをしてくれたHDD用アダプタがこちらです
「今まで何度かHDDのクローン化にチャレンジしたけど、なかなか上手くいかなかったんだよな・・・」
そんな場合でも、もしかするとこの組み合わせで上手くいくかもしれません。
実際に僕がそうでしたので。
そんなわけで、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!
以上。
ひろやんでした。