USBメモリの寿命をチェックする方法
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ひろこみゅ管理人のひろやんです。
今使っているUSBメモリの寿命が知りたいんだけど、なにか調べる方法とかないかな?
現在そんな疑問をお持ちではありませんか?
今回はUSBメモリの寿命をチェックする方法について、画像付きで分かりやすく解説していきます。
USBメモリの寿命をチェックするアプリケーション
結論から言うと、明確にUSBメモリの寿命をチェックすることはできません。
しかしUSBメモリのエラー具合をチェックすることで、ある程度USBメモリの寿命が近いかどうか判断することは可能です。
ではどうやってUSBメモリのエラーをチェックするかというと、「Check Flash」というWindows用のアプリケーションで実施します。
それではさっそく「Check Flash」をダウンロードして、USBメモリの寿命をチェックしていきましょう。
なお、このアプリケーションを使うとUSBメモリをフォーマットする必要があり、USBメモリ内のデータが消えてしまいます。
USBメモリのチェックを実施する前に、必ずUSBメモリ内のデータをパソコンなどにバックアップするようにしましょう。
USBメモリの寿命をチェックする手順
まずは以下のサイトにアクセスして「Check Flash」をダウンロードしましょう。
続いて、サイト内の「VERSION◯.◯.◯ FROM ◯.◯.◯」という部分をクリックしましょう。
「◯.◯.◯」の部分はアプリケーションのバージョンや日付によって変わります。
「ChkFlsh」という圧縮ファイルがダウンロードされます。
「ChkFlsh」を右クリックして「すべて展開」を左クリックしましょう。
「圧縮フォルダーの展開」のウィンドウが開きます。
「展開」を左クリックしましょう。
「ChkFlsh」の圧縮ファイルが展開されて「ChkFlsh」のフォルダーがあらわれます。
「ChkFlsh(フォルダー)」をダブルクリックしてフォルダーの中身にアクセスしましょう。
アプリケーションやその他ファイルが入っています。
「ChkFlsh」のアプリケーションをダブルクリックしましょう。
「Check Flash」が起動します。
以下のように設定しましょう。
- アクセスタイプ:論理ドライブとして
- ドライブ:該当のUSBメモリを選択する
- アクションタイプ:読み書きテスト(最小パターン)
- テストの長さ:フルパス1回
設定した上で「スタート」を左クリックしましょう。
なお、USBメモリのチェックは結構時間が掛かります。
おそらくUSBメモリの容量にもよると思いますが、僕自身は128GBのUSBメモリで7時間30分ほど掛かりました。
実行してみたところ負荷の掛からないPC操作は問題ない感じですが、心配であれば時間が取れる時にUSBメモリのチェックを実施すれば良いかと思います。
ちなみに僕は外出中に自宅PCでUSBメモリのチェックを実施しました。
話を戻しまして、「スタート」をクリックすると「警告」のウィンドウが表示されます。
ここで「はい」を選ぶとUSBメモリのチェックが始まり、同時にUSBメモリ内のデータも消えることになります。
USBメモリに重要なデータがある場合は、いったん「いいえ」を左クリックして、PC内にでもバックアップを取ってからスタートするようにしましょう。
なお、USBメモリを丸ごとコピーする方法を、以下の記事にて詳しく解説しています。
USBメモリ内のデータをバックアップしたい場合、そのやり方が分からない場合はご参考ください。
USBメモリのチェックが始まります。
時間が掛かるので、終わるまで待ちましょう。
ちなみに「情報」の「パス残り時間」でおおよそUSBチェックに掛かる時間が分かります。
USBメモリのチェックが完了したら「ログ」を確認しましょう。
今回はAmazonで購入した新しいUSBメモリだったのですが、以下のようなログが表示されました。
パス#1が完了しました。0個のエラーが検出されました。
テストが完了しました。0個のエラーが検出されました。
「ドライブマップ」を確認してみましょう。
今回は以下のように、すべて緑色になっていました。
この色の意味は「色一覧」で確認できます。
「色一覧」を左クリックしましょう。
以下のように色の意味を教えてくれます。
- 灰:未踏領域
- 青:読み取り済み
- 緑:検証済み
- 紫:書き込み済み
- 赤:物理ドライブエラー
- 黄:論理データエラー
今回の緑色の意味は「検証済み」ということで、USBメモリが正常であることが分かります。
つまりUSBメモリの寿命はまだしばらくは来ないということですね。
なお、ここで赤色や黄色が多い場合は、USBメモリの寿命が近いと言えるでしょう。
万が一のことに備えて、USBメモリ内のデータをバックアップしたり、新しいUSBメモリを用意してデータをコピーするなどして、重要なデータを守りましょう。
USBメモリのフォーマット
USBメモリのチェックが終わったら、再度USBメモリを使えるようにフォーマットしましょう。
「エクスプローラー」から「USBメモリ」をダブルクリックします。
すると「ドライブを使うにはフォーマットする必要があります。」というウィンドウが表示されます。
「ディスクのフォーマット」を左クリックしましょう。
フォーマットのウィンドウが表示されます。
「デバイスの規定値を復元する」をクリックすることで、USBメモリの元々の設定が復元されます。
「ボリュームラベル」はUSBメモリの名前になるので、任意の名前を入力しましょう。
OKであれば「開始」を左クリックします。
フォーマットのウィンドウが表示されます。
「OK」を左クリックすると、USBメモリのフォーマットが開始されます。
クイックフォーマットであればすぐに完了します。
「フォーマットが完了しました。」と表示されたら「OK」を左クリックしましょう。
フォーマットが終わったら、ふたたびUSBメモリが使えるようになります。
寿命チェックの結果、USBメモリに問題がないようであれば、引き続き同じUSBメモリを使って良いかと思います。(バックアップは常日頃からやっておいた方が良いですが)
もしエラーが多かった場合は、今のうちに新しいUSBメモリを用意して、データを入れ替えるのが無難しょう。
ちなみに僕自身も最近購入して使っているオススメのUSBメモリは以下になります。
1番のおすすめの理由としては、パソコンはもちろんのこと、スマホにも使えることですね。
詳しくは以下の記事にて力説しています。
【関連記事】iPhone用USBメモリでアプリ不要タイプが最高すぎた!>>
もしUSBメモリを検討している場合は、ぜひ一度読んでみてくださいね。
ひろやんの一言
USBメモリの寿命をチェックする方法について解説しました。
今お使いのUSBメモリの状態を知りたい場合は、ぜひ今回の内容をご参考頂ければと思います。
何かしら参考になれば幸いです。
以上。
ひろやんでした。